SharePoint OnlineのWebパーツを使いこなしてサイトを見やすくする活用術 ~「ヒーロー」の使い方 ~

みなさんこんにちは!

もうすっかり夏の終わりですね!

ただ、まだまだ暑い日は続きます!水分補給して、熱中症には気を付けて過ごしましょう!

今回の記事はSSSカスタマーサクセスが担当しております。

それでは今回のテーマはモダンサイトのWebパーツ「ヒーロー」のレイアウトについてです。

「ヒーロー」とは、

例えば、社内イベントの告知や最近のトピックをお知らせするのに使える機能です。

コミュニケーションサイトを作成する場合、ページには規定で「ヒーロー」 Web パーツが含まれます。

既定の画像、テキスト、リンクがあらかじめ設定されているので、変更して、独自の画像、テキスト、ページ、リンク、またはドキュメントを紹介しましょう! 既定の「ヒーロー」は 5つのタイルでレイアウトされています (タイルを1つから5つに変更できます)

※規定の表示です

「ヒーロー」のレイアウトはタイルとレイヤーから選択できます。

タイルでの表示では画像が並んでいる表示になります。

使う際はスクロールせずに閲覧できるのでスッキリしたデザインで見やすいですね!

レイヤーでの表示は縦に画像が並ぶ表示になります。

画像が大きく表示されるので大きなトピックを表示するのに活躍します。

「ヒーロー」のレイアウトは以上になります。

「ヒーロー」のレイアウトを使えばサイト閲覧者の関心を引きやすいリンクが作成できますね!

簡単にサイト内をおしゃれに、わかりやすく構成できますので、サイトの用途に合わせて設定を変更してみてください!

今後もこのような興味はあるけど、よくわからないなぁ、という「ちょっと気になる」情報をご紹介していきますので、是非SSSサポートブログをチェックしてくださいね!

SSS カスタマーサクセス

SharePointグループのユーザー一覧について

こんにちは、SSSメンバーです。

SharePointグループのユーザー一覧をエクスポートしたい場合、どうすれば良いかご存知でしょうか。

早速ですが、SharePointグループのユーザー一覧をエクスポートする方法をご紹介させていただきます。


1.グループごとにユーザーのリストを取得するためのREST呼び出しを作成します。
グループIDを取得するには、SharePointグループのメンバーページに移動し、URLの最後にある番号を確認します。

こちらの 3 です。

/_layouts/15/people.aspx?MembershipGroupId=3

そしてこの部分をコピーし、括弧の中に確認した番号を入れます。

/_api/Web/SiteGroups/GetByID(3)/Users

例:

SharePointグループのメンバーページ:

https://xxxxxxxxx.sharepoint.com/sites/wawawawa/_layouts/15/people.aspx?MembershipGroupId=3

REST呼び出し:

https://xxxxxxxxx.sharepoint.com/sites/wawawawa/_api/Web/SiteGroups/GetByID(3)/Users

2.ブラウザの別タブで「REST呼び出し」のURLを貼り付けてEnterします。

3.表示されたすべて内容をコピーし、txtファイルに保存し、拡張子を[.xml]に変更します。

4.Excelで、作成した新しい.xmlファイルを参照して選択し、このファイルを「XMLテーブルとして開く」を選択し、「OK」をクリックします。
二つメッセージが出てきますが、すべて「OK」をクリックすれば、大丈夫です。

5.データは、ユーザーごとに重複がある状態で表示されます。
ログイン名に基づいて重複を削除することで、これをクリーンアップできます。
まず、インポートしたテーブルの任意の場所をクリックし、「テーブルデザイン」から「ツール」タブで「重複の削除」をクリックします。

6.「すべて選択解除」をクリックし、分かりやすく日本語で書いてある「ns4:Title」をチェック入れて、「OK」をクリックします。

7.重複が削除されたというメッセージが出てきますので、「OK」をクリックします。

ご参考いただければ幸いです。

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もし興味がありましたらお気兼ねなく「お問合せ」からご連絡下さい。

タスクスケジューラで SharePoint 関連のPowerShellスクリプトを実行する

みなさん、こんにちは。SSS担当です。
更新が滞っている間に(すみません)、だいぶ暖かくなってきましたね。

さて今回の話ですが、SharePointオンプレミス環境でSharePoint関連のPowerShellスクリプトを実行する際、「SharePoint管理シェル」を使用しているかと思います。

こちらのPowerShellスクリプトをタスクスケジューラにて定期的に実行するにはどのようにすればいいでしょうか。

まずPowerShellスクリプト(PS1ファイル)の頭に下記のコマンドを記載し、PowerShellスナップインを追加します。

if(-not(Get-PSSnapin | where { $_.Name -eq "Microsoft.SharePoint.PowerShell"})) {
      Add-PSSnapin Microsoft.SharePoint.PowerShell; 
}

そのあとにメインを処理を記載すればOKです。

さてPowerShellスクリプトが出来たら次はタスクスケジューラの設定ですが、操作タブを以下のように設定します。


操作:プログラムの開始

プログラム/スクリプト:%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
※PowerShellを指定します

因数の追加:-Command D:\bat\SharePointPS.ps1
※スクリプトファイルを指定します。


他の設定は任意で行ってください。

以上となります。分かってしまえば簡単ですね。

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SharePoint リストの「列の検証」「検証の設定」で入力ミスを防ぐ

こんにちは、SSS担当の新入社員です。

1月よりサポートチーム所属となりました、まだまだ色々と勉強中ですがどうぞよろしくお願いいたします!

SharePointのリスト、ご活用いただいてますでしょうか。

「人によって入力の仕方が微妙に違って後々処理しにくい」「入力ミスで差し戻しがあると手間が増えて面倒くさい」そんな経験ありませんでしょうか。

そういった悩みを解決してくれるのがリスト設定の「列の検証」「検証の設定」機能です。

二つのざっくりとした違いは以下の通り。

・列の検証 = 列単位での制御(他の列の参照は不可)

・検証の設定 = リスト単位での制御(他の列の参照可)

この機能を使用すれば「指定の文字を入力していないと登録できない」「指定の日付より後は選択できない」といった制限が可能になります。

例と共に、以下に方法をご案内いたします。


■タイトルに「申請」の文字が入っていない場合エラーを返す(列の検証)

1.該当リストを表示 > 右上の[設定] > [リストの設定] > 「列」欄の該当列名を選択

2.[列の検証] > 数式欄に以下を記入

=ISNUMBER(FIND(“申請”,[タイトル]))

[タイトル]に 申請 が含まれているかどうかを判断します。

3.ユーザーメッセージ欄にはエラー時のコメントを設定することができます。

上記の設定をすると……

上図のようにタイトルに「申請」の文字が含まれない場合はエラーで登録ができないようになりました。

■二つの日付列([開始日]と[終了日])を比較して一週間以上離れる場合はエラーを返す(検証の設定)

1.該当リストを表示 > 右上の[設定] > [リストの設定] > [検証の設定]

2.数式欄に以下を記入

=[終了日]<=DATE(YEAR([開始日]),MONTH([開始日]),DAY([開始日])+7)

→[終了日]が[開始日]から七日以内かを判断します。

※「検証の設定」の場合はエラー表示が該当項目直下ではなく最上部に出ます。

上記の「設定の検証」に加えて、[開始日]に「列の検証」を追加することも可能です。

=[開始日]<=DATE(“2021″,”04″,”01”)

→開始日 列の日付が 2021/04/01 より前かどうかを判断

開始日が2021/04/01 かつ 終了日が一週間以内

※以下のように、AND関数を使用すれば「検証の設定」で一括設定も可能ですが、エラーメッセージは同一になります。

=AND([終了日]<=DATE(YEAR([開始日]),MONTH([開始日]),DAY([開始日])+7),[開始日]<=DATE(“2021″,”04″,”01”))

その他、使用できる関数一覧や数式例はこちら ※Microsoft公式ページ

(列の検証では使用できない数式も記載があるのでご注意ください)


ご参考になれば幸いです。

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IEが使用出来なくなることによってのSharePoint影響範囲について

こんにちは、SSS担当です。

Microsoft 365 が2021年8月17日に、Internet Explorer のサポート終了してしまうのは、皆様ご存知かと思います。

IEが使えなくなることによって、SharePointでどのような影響があるか簡単にお纏めしましたので、ご紹介します。

・ドキュメントライブラリの「エクスプローラーで開く」機能

IE以外では、「エクスプローラーで開く」機能が使用できません。

「エクスプローラーで開く」の代案としては、OneDrive の同期機能を使う方法があります。

・SharePoint クラシックUI 「クライアントで開く」機能

「クライアントで開く」の設定としていても、クラシック表示かつEdge・Chromeの場合はOfficeファイルがブラウザーで開いてしまいます。

恐らくSharePointの不具合かと思いますが、改善するまではモダンUI表示を使用するのが良いでしょう。

・SharePoint クラシックUI ユーザーのステータス表示

SharePointに表示されているユーザー名のステータス状況は空白のまま表示されません。

以上となります。ご参考になれば幸いです。

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SharePoint 制限付きアクセスとは…?

最近寒くなってきて仕事中はホットコーヒーばかり飲んでおります、SSS担当です。
早速ですが、今回は 制限付きアクセス についてご紹介したいと思います。

制限付きアクセス ( Limited Access )

SharePointでは、いつの間にか 制限付きアクセス という権限が付与されていることがあります。

ただでさえSharePointの権限ってややこしいのに、制限って何!?いつのまにこんなものが!?と入社したての頃はとても混乱しておりました…。

実はこれ結構シンプルなんです。

ちょっと語弊があるのですが、端的にお伝えすると

制限付きアクセス = どこかのライブラリとかファイルに個別に権限が振られてますよマーク

です!

 

例えば、サイトの権限を確認してみると、以下のSharePointグループには制限付きアクセスのみが付与されています。

この場合、Limited Access System Group は、サイト全体のアクセス権限は付与されていませんが、どこかのライブラリもしくはファイルなどに個別でアクセス権限が付与されていますよ!という意味となります。

 

ちなみに、何のアクセス権限なのか、どこに対しての権限なのかという詳細をここから一目で確認することはできません。
PowerShellスクリプトやShareGateなどを利用して権限の棚卸をしていただくか、サイトの権限 一覧の注意書きにある「これらのアイテムを表示します。」から探していただくことも可能です(少し手間ではありますが…)

 

余談ではありますが、制限付き読み取り は全く別の権限となりますのでお気をつけください!

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サポートメンバー一同、ご連絡お待ちしております!

SharePoint 2010ワークフローの対応はお済みですか?

こんにちは、SSS担当です。

繰り返しのご連絡になりますが、
11月1日以降、SharePoint Onlineで2010ワークフローを動作させることは不可能となります。

SharePoint 2010 のワークフローのサポート終了

ユーザーボイスにおいても多数のサポート延長を求める声が上がっており、
2010ワークフローのサポート終了の影響は大きさがうかがえますが、
今のところMicrosoftにサポート期限の延長の考えはないようです。

Postope Designer 2010 Workflow Engine Retirement

SharePoint Onlineで2010ワークフローを使用されている場合、
ワークフローの種類確認と対応方法の検討を行う必要がございます。

弊社では、現在のワークフロー状況確認や今後の方針に関してもご相談を承っております。
もしご不安等ございましたら、こちらよりご気軽にご相談ください

【ShareGate】SharePoint 2010 ワークフロー一覧出力

こんにちは!SSS担当です。

前回に引き続き2020年11月1日にサポート終了される SharePoint Online のSharePoint 2010 ワークフロー関連のお話しです。

こちらの対応をするにあたって、まずどの程度 SharePoint 2010 ワークフローが存在するか、棚卸しをする必要があるかと思います。

そんな時も ShareGate Desktop を使用すると、簡単に一覧を出力することができます。

  1. ShareGate Desktopを起動します。
  2. サイドバーより、「All reports」をクリックします。
  3. ページをスクロールし、画面右下にある、「Workflow report」をクリックします。
  4. 対象を選択し、「Next」をクリックします。
  5. 「Run now」をクリックします。

上記の手順により、存在しているワークフロー一覧が出力されます!

ワークフローの種類(2010/2013)につきましては、「Platform Type」の項目をご確認ください。

ShareGate Desktop は、他にも
移行、監査&レポート作成、セキュリティ強化、コンテンツ管理、Office 365 アラート機能などがあり、分かりやすい UI で便利にお使いいただけます。
導入されていない方は是非一度 ShareGate をご検討ください。

↓詳しくはこちら↓
https://sonorite-sharegate.com/

SharePoint 2010 ワークフローのサポート終了について

こんにちは。SSS担当です。

先日、以下アナウンスがマイクロソフトより出されたことはご存知でしょうか。

「SharePoint 2010 ワークフローが2020年11月1日にサポート終了される」

なお、今回サポート終了の対象となるのはSharePoint Onlineでの2010ワークフローであり、オンプレミス版のSharePoint Serverでは2026年まで継続サポートされるとのことです。

詳細は以下をご確認ください。
SharePoint 2010 のワークフローのサポート終了

SharePoint Onlineでワークフローを使用されている場合や、
SharePoint Server から SharePoint Onlineへの移行をご検討されている場合、
現在使用されているワークフローの種類を確認し、どのように対応するか検討する必要がございます。

弊社SSSサービスでは、
現在のワークフロー状況確認や今後の方針に関してもご相談を承っております。
もしご不安等ございましたら、こちらよりご気軽にご相談ください。

SharePointの従来のブログと Delve ブログが廃止されます。

皆様こんにちは、SSS担当です!
最近のリリースで個人単位で使用してきたブログの廃止が決定いたしました。

今まで書き溜めたブログが消えてしまう!?

既にあるSharePointの 従来のブログは、新しい投稿を作成する機能を含め引き続き使用可能とのことですが、

Delve ブログは作成できなくなり、既存のDelveブログ は読み取り専用アクセスを長期間設けた後、最終的には削除されてしまいます。

具体的には、 2020/7/17 以降

  • SharePointのUI上から従来のブログ サイトを新規作成する機能は利用できなくなる
  • 既存の Delve ブログは削除され、Delve プロファイルから取り除かれる

と発表されています。

なおSharePointのブログに代わる機能として、以下が紹介されています。新しいブログの1つとしてご検討下さい。

コミュニケーションサイトとニュース投稿を含むブログを作成する

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弊社のSSSのサービスは、SharePointに関するあらゆるお問い合わせが回数無制限のサポートサービスです。
もし興味がございましたら、是非こちらからお気軽にお問い合わせください。