ShareGateとは

こんにちは、SSS担当です。

今回はSharePointの移行/運用ツールとして弊社がお勧めする、
ShareGate Desktop についてご紹介したいと思います。

■ShareGate製品の種類

ShareGate社から出ているツールには3つ種類があります。

  • ShareGate Desktop
  • ShareGate Overcast
  • ShareGate Apricot

このなかでSharePointに特化したアプリケーションが
ShareGate Desktop です。

ShareGate Desktop は “Standard” “Nintex” の2バージョン存在するので
Nintex 製品を使用しているかどうかでお選びいただけます。

■ShareGate Desktopで できること

ShareGate Desktop でできることは
移行、監査&レポート作成、セキュリティ強化、コンテンツ管理、Office 365 アラート機能などがあり、どなたでも便利にお使いいただけます。

たとえば移行時、
ドメインを移行前と後で変えたい等、固有の権限の移行が難しいと思われる場合でも、ShareGate Desktopならユーザーのマッピングファイルを作成することができる為、
一括ですべての権限情報を書き換えることができます。

また、SharePointのレポートを独自にカスタマイズして定期的にエクスポートできるため、
SharePointの管理もスムーズになります。

運用でお困りの方も、移行でお悩みの方も、
是非一度ShareGateをご検討ください。

↓詳しくはこちら↓
https://sonorite-sharegate.com/

SharePointOnline外部ユーザーを完全に削除する手順(PowerShell)

SPOでの外部ユーザーを完全に削除するには2段階が必要ですよ!

以下の2段階の削除を行っていただければ外部ユーザーの完全な削除ができます!

①SharePointサイト上で権限を削除

②Azure Active Directoryのアカウントを削除

外部ユーザーの権限の問題でも発生しましたら、ぜひご活用ください~~~!!

①SharePointサイト上で権限を削除

1.SharePoint Online Management Shellを右クリックし、管理者として開きます。

  その後、以下のコマンドを実行し、テナント管理者のアカウントにてSharePoint Onlineに連結します。

Connect-SPOService -Url https://テナント名.sharepoint.com

2.該当の外部ユーザーをゲットします。

Get-SPOExternalUser -filter <外部ユーザーのアカウント>
例)Get-SPOExternalUser -filter user@account.co.jp

3.変数に外部ユーザーを保存します。

$ExtUser = Get-SPOExternalUser -filter <外部ユーザーのアカウント>
例)$ExtUser = Get-SPOExternalUser -filter user@account.co.jp

4.外部ユーザーの固有のIDを削除します。

Remove-SPOExternalUser -UniqueIDs @($ExtUser.UniqueId)

5.対象のサイトの全てのユーザーをゲットし、該当のユーザーのLoginNameを確認します。

Get-SPOUser -Site https://テナント名.sharepoint.com/sites/xxxxxxx | FT –a

* -Siteの後ろに対象のサイトコレクションのURLを入力します。

6.「5.」にて確認したLoginNameを利用し、対象のサイトのユーザーを削除します。

Remove-SPOUser -Site https://テナント名.sharepoint.com/sites/xxxxxxx -LoginName <「5.」にて確認したLoginName>
例)Remove-SPOUser -Site https://テナント名.sharepoint.com/sites/xxxxxxx -LoginName user_account.co.jp#ext#@テナント名.onmicrosoft.com

7.該当のユーザーが完全に削除されたのを確認します。

Get-SPOUser -Site https://テナント名.sharepoint.com/sites/xxxxxxx | FT –a

* -Siteの後ろに対象のサイトコレクションのURLを入力します。

②Azure Active Directoryのアカウントを削除

1.以下のコマンドを実行し、テナント管理者のアカウントにてAzure Active Directoryに連結します。

Connect-MSOLService

2.SPOで削除されたユーザーをゲットします。

Get-MsolUser -ReturnDeletedUsers -UnlicensedUsersOnly | ft -a

3.以下のコマンドを実行した後、「Y」を入力し、ADから該当のユーザーを削除します。

Remove-MsolUser -RemoveFromRecycleBin -UserPrincipalName <該当のユーザーのメールアドレス>
例)Remove-MsolUser -RemoveFromRecycleBin -UserPrincipalName user@account.co.jp

4.以下のコマンドを実行し、ADに該当のユーザーが残っているか確認します。

Get-MsolUser -ReturnDeletedUsers -UnlicensedUsersOnly | ft -a

以上となります!

弊社のSSSのサービスをご利用いただければ!全力で御社の力になれますよう頑張りますので、
ソノリテのSSSのご契約ぜひ!ご検討お願いします!

サイトコレクション単位でリスト・ライブラリをクラシックUIに切り替える

SharePoint Onlineのリスト・ライブラリの表示方法には、
「クラシック表示(クラシックUI)」と「新しい表示(モダンUI)」の2種類があります。

この表示は、ページ左下のリンクをクリックすることで切り替えが可能です。

【現在クラシックUIの場合】
「クラシック表示を終了」をクリック

【現在モダンUIの場合】
「従来のSharePoint表示に戻す」をクリック

さて、上記の様にページの左下より切り替え可能ですが、
デフォルトの表示設定を行うことで、より効率的に運用することが可能です。

デフォルトの表示は、以下の単位で設定可能です。

・テナント全体
・リスト(ライブラリ単位)
・サイトコレクション単位

今回はこの内の、
「サイトコレクション単位での設定方法」についてご紹介いたします。

サイトコレクション単位で設定を行う場合、
PowerShellのスクリプトを利用した設定を行う必要がございます。
スクリプトをご紹介しますので、もしよろしければご検討ください。

※今回のスクリプトの実行にはPnP PowerShellがインストールされている必要がございます。

 メインOSがWindows 10の場合、またはPowerShellGetがインストールされている場合は、
 PowerShellを管理者実行し、以下のコマンドを実行することでPnP PowerShellのインストールが可能です。

Install-Module SharePointPnPPowerShellOnline

【サイトコレクション単位でクラシックUIに設定する】

# Connect to a site
$cred = Get-Credential
Connect-PnPOnline -Url https://[tenant].sharepoint.com/sites/siteurl -Credentials $cred
# Opt out from modern lists and libraries at site collection level
Enable-PnPFeature -Identity E3540C7D-6BEA-403C-A224-1A12EAFEE4C4 -Scope Site

また、モダンUIに変更する場合は以下のスクリプトを実行します。

【サイトコレクション単位でモダンUIに設定】

# Connect to a site
$cred = Get-Credential
Connect-PnPOnline -Url https://[tenant].sharepoint.com/sites/siteurl -Credentials $cred
# And again enable modern lists and libraries at site collection level
Disable-PnPFeature -Identity E3540C7D-6BEA-403C-A224-1A12EAFEE4C4 -Scope Site

【参考URL】
モダン リストとライブラリのエクスペリエンスをオプト アウトする
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/dev/transform/modernize-userinterface-lists-and-libraries-optout

今回の記事の様に、
株式会社ソノリテのSSSではSharePointの「活用支援」を行っております。
もしご興味がおありでしたら、こちらよりご検討よろしくお願いします。