TeamsのタブでOneNoteを開くと「~OneNote for the web を使用してください。」と表示される。

こんにちは、SSS担当です。
暖かくなって桜も綺麗に咲いていますが、新型コロナウイルスの影響で外出もままならない状況ですね。
そして、その影響は Office 365 でもみられます。

Microsoft Teams で OneNote の制限が発生しています。このノートブックを編集するには、OneNote for the web を使用してください。

TeamsのタブからOneNoteを開くとこのようにエラーメッセージが表示されます。

Microsoft Teams で OneNote の制限が発生しています。このノートブックを編集するには、OneNote for the web を使用してください。

これは、現在世界的に Teams使用率が急上昇していることから、Microsoftにて一時的にTeamsからOneNoteの直接利用を制限している状態です。

基本的には待つしかない状況ですので、OneNote for the web やクライアントアプリケーションから編集する運用としていただく必要があります。

他にも、以下のような対応が公式的に発表されています。

  • OneNote経由での1添付ファイルのダウンロード容量は最大100MBに制限
  • Stream でのビデオ再生時の解像度引き下げ
  • プレゼンス更新頻度の引き下げ
  • SharePoint のバックエンド処理のリスケジュール


分かりやすくユーザー影響があるのは、今回ご紹介した「TeamsのタブでOneNoteを編集できない」現象ですが、少し動作が重くなったかな?という地味な影響はあるかもしれません。

また、今後も制限が増える可能性があるので、Office 365 管理者の方は Office 365 メッセージセンターから通知されるメッセ―ジにて最新情報をご確認いただくのが良さそうです。

メッセージセンターへのアクセス方法

Microsoft Office 365 Admin Portal へ テナント管理者権限のあるユーザー でアクセスし、左のメニュー「正常性」から「メッセージセンター」からアクセスできます。


株式会社ソノリテのSSSでは、オプションの追加にて Office 365 についてのお問合せも承ることが可能です。
もしご興味がおありでしたら、こちらより是非ご連絡ください。

【SharePoint Online】ルートサイトの置き換え

こんにちは!SSS担当です。
3月に入り、やっと暖かくなってきましたね。

SharePoint を利用すると必ずルートサイト(トップレベルサイト)が作成されますが、このルートサイトが別のサイトと置き換え出来るようになりました。

置き換え可能なサイトは、コミュニケーションサイトか、Office 365 グループに接続されていないモダンチームサイトか、クラシックチームサイトとなります。

これでルートサイトを利用率が高いサイトに置き換えたり、別に作成しておいたサイトに置き換えてルートサイトをリニューアルオープンといったことが出来ますね。

それでは以下に手順をご紹介します。

事前準備

  • SharePoint スタートページ(左上のワッフルメニュー > [SharePoint])内の「おすすめのリンク」のリンク先を控えておきます。(自動的に移行されないため)
  • 置き換えるサイト(ソースサイト)を確認して、現在のルートサイトと同じポリシー、アクセス許可、外部共有設定であることを確認します。

手順

  1. テナント管理者のユーザーでサインインし、新しい SharePoint 管理センターへアクセスします。
  2. 左ペインから [サイト] > [アクティブなサイト] をクリックします。
  3. 右上で、[すべてのサイト] ビューが選択されていることを確認します。
  4. [URL] 列で、リストの一番上に現在のルートサイトが表示されるように [AからZ] をクリックします。
  5. ルートサイトにチェックを入れます。
  6. […] > [サイトの置き換え] をクリックします。
  7. [使用するサイトの URL] 欄に、新しいルートサイトにするサイトの絶対 URL または相対 URL を入力します。
  8. [保存] をクリックします。
  9. ルートサイトの置き換えが完了した後、コンテンツを再クロールして、検索インデックスを更新します。

以上です。
ルートサイトの運用にお困りの方、このような手段もあることも知っておくといいかもしれません。

弊社のSSSサービスは、SharePointに関するあらゆるお問い合わせが回数無制限のサポートサービスです。
気になった方はここからお気軽にお問い合わせください!