Fiddlerログを取得する方法

こんにちは!

今日はFiddlerログを取得する方法について説明したいと思います。

Fiddlerとは?

Web アプリケーションデバッグ用ツールです!

SharePointでエラーや不具合が発生し、かつ問題がネットワーク上で発生している可能性がある場合等に、HTTP のリクエストとレスポンスの内容確認を行うために使用します!
以下がFiddlerを取得する手順です。

まずFiddlerツールをダウンロードする必要があります。
URL : http://aka.ms/icesdptool
上のURL から “IdentityAuthTracing_Diagnostic_global.diagcab” をダウンロードしてください!

<ログの記録>

1) 事前に Word, Excel, PowerPoint, Outlook などの Office クライアント アプリケーションを開いている状態でしたら全て終了してください。
2) 上のURL からダウンロードしたファイルを実行して、最初のダイアログ ボックスが表示されたら、[次へ] をクリックします!
3) “Office のサインインと認証の診断” の説明が表示されている画面で [次へ] をクリックしてください。
4) Fiddler の証明書をインストールするためのダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします!
※ “Office のサインインと認証の診断” のダイアログの裏側に隠れている場合があるので、注意してくださいね!
5) “次へをクリックすると、ログの記録が開始されます。” とダイアログ ボックスに表示されるので、表示されたら、 [次へ] をクリックします。
6) ウィザードにより、開いているすべての Office アプリケーションおよび実行中のプロセスが閉じられます。
いずれかが開いている場合は警告が表示され、作業して保存して閉じる時間があるので安心くださいね!
※ 何も開いていなければ、割り当てられた時間が終了するとプロセスも終了します。
7) “ログ記録は行われています” ウィンドウが表示されると、問題を再現する準備ができたということです!この状態で、問題の現象を再現させてください。
8) シナリオの再現が完了してから、前のダイアログに戻り、[ここでキャプチャーを終了します] をクリックします!
9) ウィザードによりはじめにインストールした Fiddler の証明書が削除されるので、その後にセキュリティ警告ダイアログで [はい] をクリックしてください。
※ “Office のサインインと認証の診断” のダイアログの裏側に隠れている場合があるので、これも注意してくださいね!
10) ウィザードにより、トレース ファイルを保護するためのパスワードを入力しましょう。
※ ここで入力したパスワードを別途弊社までお知らせください!
11) “インストールされている OffCAT のままにしますか。” のダイアログで [遠慮します。OFFCAT を今すぐ削除します。] をクリックします!
12) “サインイン問題が発生しているでしょうか。” のダイアログで [いいえ] をクリックしましょう。
13) “レジストリが正常に更新” のダイアログで [次へ] をクリックします。
14) “トラブルシューティングが完了しました” のダイアログで “トラブルシューティング ツールを終了する” をクリックします。

上の手順を実施した後、以下の手順を実施してください!

<ログの保存>

1) キーボードで[Windows キー + R]を打ちます。
2) [ファイル名を指定して実行] ダイアログに以下をコピーして貼り付けます!
%localappdata%\ElevatedDiagnostics.
3) 実行データが格納されたフォルダー (数字の羅列) が存在していることを確認してクリックしてください。
※ フォルダーの更新日時を確認して、実行データを確認してください。
4) フォルダー名が日時になっているフォルダーを右クリックし、[送る (N)] から [圧縮 (zip 形式) フォルダー] をクリックしましょう!

これで手順は終わりです!意外と簡単にログ取得ができますよね?
このFiddlerログでSharePointの問題を解決していきましょう!