[Power Apps] コマンドバーを以前のUI(表示)に切り替える

こんにちは!SSSテクニカルサポートです。

今年も早いものであと1か月余りですね、年末年始の予定はもう立てました?

今回は Power Apps に関しての小ネタをご紹介します!
…と言ってもアプリ作成の話ではないのですが。

Power Apps でアプリを作成する際、皆さんも様々なソースから情報を得て作成しているかと思います。

そんな時、コマンドバーのUI(表示)が参考にしている情報と違う!って時があるかもしれません。

ある程度慣れている方であれば異なるUIでも操作できるかもしれませんが、初心者にとっては戸惑いますよね。

実は以前のコマンドバーのUIに戻したいときは、以下の設定変更で簡単に戻せます。


1.コマンドバーから [設定] をクリックします。


2.表示された設定ウィンドウの左ペインから [近日公開の機能] をクリックします。


3.スクロールして [レガシ リボンを有効にする] のトグルボタンをオンにします。


以上となります。この小ネタを利用しつつ頑張ってアプリ作成してください!

また何か気になる小ネタがあればご紹介しますので、たまにはSSSサポートブログをチェックしてくださいね!

SSSテクニカルサポート

PowerShellでリストURL(パス)を変更

お久しぶりです!SSSテクニカルサポートです。

季節が移り変わるのも早いもので、だいぶ寒くなってきましたね。

風邪など引かぬように暖かくお過ごしください!

さて今回は PnP PowerShell でリストやドキュメントライブラリの URL を変更する方法をご紹介します。

リストやドキュメントライブラリの URL は SharePoint Designer 2013 を使用すれば変更可能でしたが、
SharePoint Designer 2013 もサポート終了してしまうので、別な方法で変更したいですよね。

以下にコマンド列をご紹介しますので、是非お試しください。

# サイトURLを指定します
$SiteURL = "https://ssstesttenant.sharepoint.com/sites/test_team"

# 変更対象のリスト名を指定します
$ListTitle = "testList" 

# 新しいパスを指定します
# リストの場合は"Lists/"を付けます
$NewPath = "Lists/newTestList"

# サイトコレクションに接続します 
Connect-PnPOnline -URL $SiteURL -Interactive

# 変更対象のリストの現在の設定を確認します
Get-PnPList -Identity $ListTitle

# パスの変更を実行します
Set-PnPList -Identity $ListTitle -Title $ListTitle -Path $NewPath

※PnP PowerShell のインストールについては、こちらを確認してください。
※この記事を書いた時点では、1.11.116-nightly のバージョンで動作確認してます。


以上となります。

また簡単なコマンド例をご紹介できればと思いますので、時間が空いた時などにSSSサポートブログをチェックしてくださいね!

SSSテクニカルサポート

SharePoint OnlineのWebパーツを使いこなしてサイトを見やすくする活用術 ~「ヒーロー」の使い方 ~

みなさんこんにちは!

もうすっかり夏の終わりですね!

ただ、まだまだ暑い日は続きます!水分補給して、熱中症には気を付けて過ごしましょう!

今回の記事はSSSカスタマーサクセスが担当しております。

それでは今回のテーマはモダンサイトのWebパーツ「ヒーロー」のレイアウトについてです。

「ヒーロー」とは、

例えば、社内イベントの告知や最近のトピックをお知らせするのに使える機能です。

コミュニケーションサイトを作成する場合、ページには規定で「ヒーロー」 Web パーツが含まれます。

既定の画像、テキスト、リンクがあらかじめ設定されているので、変更して、独自の画像、テキスト、ページ、リンク、またはドキュメントを紹介しましょう! 既定の「ヒーロー」は 5つのタイルでレイアウトされています (タイルを1つから5つに変更できます)

※規定の表示です

「ヒーロー」のレイアウトはタイルとレイヤーから選択できます。

タイルでの表示では画像が並んでいる表示になります。

使う際はスクロールせずに閲覧できるのでスッキリしたデザインで見やすいですね!

レイヤーでの表示は縦に画像が並ぶ表示になります。

画像が大きく表示されるので大きなトピックを表示するのに活躍します。

「ヒーロー」のレイアウトは以上になります。

「ヒーロー」のレイアウトを使えばサイト閲覧者の関心を引きやすいリンクが作成できますね!

簡単にサイト内をおしゃれに、わかりやすく構成できますので、サイトの用途に合わせて設定を変更してみてください!

今後もこのような興味はあるけど、よくわからないなぁ、という「ちょっと気になる」情報をご紹介していきますので、是非SSSサポートブログをチェックしてくださいね!

SSS カスタマーサクセス

Microsoft Search(モダン検索)から従来の検索(クラシック検索)へ切り替える

こんにちは!GWはリフレッシュできましたか?

今回のブログ記事はSSSテクニカルサポート(技術的な問い合わせの担当です!)の方からお送りいたします。

皆さまはクラシックサイトとモダンサイト、どちらを使っていますか?

今はモダンサイトの方が推奨されているとは思いますが、クラシックサイトを使用している場合も多々あるかと思います。

過去のクラシックサイトを確認してみたら、いつの間にかMicrosoft Search(モダン検索)になっていて、従来の検索(クラシック検索)が使えなくなってしまっていた……ということもあるかもしれません。

そこでモダン検索とクラシック検索の切り替え手順をご説明します!

この手順はPnP PowerShellを使用しますので、予めモジュールをインストールして準備をしてくださいね。


まずサイトコレクションに接続します。

Connect-PnPOnline -Url https://ssstest.sharepoint.com/sites/team_classic -Interactive

認証するアカウントはサイトコレクションの管理者権限で大丈夫ですよ。

このとき「-Interactive」を付けることで、多要素認証を使用しているアカウントでも認証可能になります。

次に現在の検索設定を確認しましょう。

Get-PnPSearchSettings

特に何もしていなければ、以下の結果になるかと思います。

これは特に明示的に設定しておらずデフォルトのままということですので、実際にどの検索を使用しているかはサイトにアクセスして確認してくださいね。

では、実際にクラシック検索へ変更を行いましょう。

Set-PnPSearchSettings -Scope Site -SearchBoxInNavBar ModernOnly

これはサイトコレクションに対して設定をしています。

サイト単位で設定する場合は、「Scope」パラメータを「Site」から「Web」にしてください。

Set-PnPSearchSettings -Scope Web -SearchBoxInNavBar ModernOnly

逆にモダン検索に変更するには以下のコマンドになります。

Set-PnPSearchSettings -Scope Site -SearchBoxInNavBar AllPages

設定が完了したら、もう一度検索設定を確認しましょう。

Get-PnPSearchSettings

設定変更は基本的にすぐに反映されますが、もし反映されない場合は時間を置くか、それでも反映されなかったらキャッシュの削除などを行ってみてくださいね。


以上となります。

簡単に設定変更を行えますので、サイト用途に合わせて設定を変更してみてください。

弊社のSSSサービスではこのようなPowerShellを使用した設定変更手順もご案内することが可能です。

もし興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今後もこのようなブラウザ上からでは変更できない設定もご紹介していきますので、標準機能はばっちり!という方も是非SSSサポートブログをチェックしてくださいね!

SSSテクニカルサポート

オリジナルの「SharePointグループ」を作成してサイトの管理をしやすくしよう!

皆さま、ごきげんよう!

街に出ると花の香りで春を感じますね!私は花粉症なので全身で春を感じております…

春は美味しい旬の食べ物であふれておりますので、食べすぎには注意しましょうね!

それでは本日も元気にやってまいりましょう!今回の担当はSSSカスタマーサクセス(CS)です。

今回は「SharePointグループ」についてご紹介いたします。

「SharePointグループ」とは、権限を管理する、「権限グループ」のことを指します。

皆さま、SharePointサイトを管理するときに権限の取り扱いに困ったことありませんか?

「誰にどんな権限を付与したらいいの⁉」「誰がどんな権限を持っているの⁉」

難しいですよね、わかります。そういったお声をよく耳にいたしますので…

ではそんな時に「SharePointグループ」を使って権限を与えるユーザーを管理すると、

とっても分かりやすくなります!

まずサイトを作成すると自動的に「SharePointグループ」も生成されます。

自動で生成される「SharePointグループ」は主に3つに分けられて生成されます。

この3つの権限グループでは下記図のような権限内容になります。

この3つのグループでも十分、使いやすいと思うのですが、

自分でオリジナルの「SharePointグループ」を作成すると、例えば

部署メンバー、プロジェクトメンバー、各部署の管理者、など自由にユーザーを選んでオリジナルの「SharePointグループ」を追加することができるので、

より一層、権限を誰に何を付与したのか見やすくなり、管理も簡単になります。

ぜひ、オリジナルの「SharePointグループ」を作ってサイト運営をしやすくしていきましょう!

それでは早速、「SharePointグループ」の作り方を見ていきましょう~!

ではまず初めに、サイトの設定からサイトの権限をクリックします。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

サイトの権限を開くと下記図のようにすでに自動生成されている「SharePointグループ」が出てきます。

その上のリボン内にあるグループの作成をクリックします。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

作成画面では以下図内の項目で所有者、グループメンバーの確認方法、グループへの参加・脱退方法、グループの権限内容を選択できます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション

自動的に生成された説明

こちらでオリジナルの「SharePointグループ」は作成完了となります。

とっても簡単に作成できますね!

オリジナルの「SharePointグループ」を作成したらいよいよグループ内にユーザーを追加していきます。

ユーザーを追加する方法はサイトの権限を開いて上部にあるリボン内のアクセス許可の付与から追加できます。

テキスト

中程度の精度で自動的に生成された説明

アクセス許可をクリックするとユーザーの招待から追加したいユーザーの名前を検索オプションの表示をクリックし、アクセス許可レベルの選択から追加先のグループを選択します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション, メール

自動的に生成された説明

これにて、ユーザーの追加の完了です!

ちなみに、「SharePointグループ」の作成後もグループを簡単に編集できるので合わせてご紹介します。

グループをクリックすると、下記図のように表示されます。

ユーザーの上部にある、新規▼操作▼設定▼から簡単にユーザーの追加、編集が可能ですので部署変更、サイトの管理体制の変更などの際は、新しく「SharePointグループ」を作成するのも良いと思いますが、グループの数が増えるとその管理も大変かと思います。

すでにあるグループ内で簡単に編集できるので試してみてくださいね!

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション

自動的に生成された説明

新規▼操作▼設定▼内の編集内容です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

以上、オリジナルの「SharePointグループ」を作成してサイトの管理をしやすくする方法でした。

「SharePointグループ」を活用するとより効率的に権限の見直し、割り振りも簡単にできますので、ぜひお気軽に試してみてください!

今後も、皆さまのかゆ~いところに手が届く、ちょっと気になる情報をご紹介していきますので、

SSSサポートブログを是非、チェックしてくださいね!

SSS カスタマーサクセス

SharePoint OnlineのWebパーツを使いこなしてサイトを見やすくする活用術 ~「クイックリンク」の使い方 ~

気が付いたら、もう残すところ今年もあとわずかですね~!

朝夕の冷え込みで布団から出るのが嫌になる今日この頃ですね、体調管理に気を付けて、頑張りましょうね!

それでは本日も元気にやってまいりましょう!SSSカスタマーサクセス(CS)担当です。

今回は、SharePoint OnlineのWebパーツ「クイックリンク」についてご紹介いたします。

今回の内容は、例えば社内ポータルサイトを構築する際、強調したいところ、すっきり見せたいところ、同じ系列で並べたいところ……など、実現したいレイアウトは色々あるかと思います。

Webパーツ「クイックリンク」はレイアウトパターンが複数あります。

レイアウトが多すぎてどう使ったらいいのか迷ってしまう方、どうぞ、参考にされてみてください!

さて!皆さま、触ったとこのないWebパーツは少し不安ですよね。

大丈夫です!操作はとっても簡単です!まずはサイトのトップページから見てまいりましょう~!

まず、最初に画面右上の✏編集をクリックしページ編集を可能にします。

次にwebパーツを表示したいセクションから十字のボタンをクリックします。

十字ボタンをクリックすると色々なWebパーツが出てきます。その中から「クイックリンク」を選択します。

クイックリンクの左に表示されている✏鉛筆マーク(Webパーツの編集)をクリックします。

画面の右側にレイアウトオプションが表示されます。

レイアウトオプションは「6つ」あります。

まずはこちら!

テキスト ボックス:

「コンパクト」での表示です。画像が小さく表示され、タイトルが右に表示されます。

例えば、部署紹介をする際は画像があり、わかりやすくクリックしやすいです。

画像があることによって読み飛ばすことも少なくなりそうです!

テキスト ボックス:

「映写スライド」での表示です。画像が大きく表示され横スクロールできます。

タイトルは画像の下に表示されます。

イベントや社内インタビューなどの際に使うと誰が何をしたのか画像でもわかりやすく目に留まるのではと思います。

テキスト ボックス: ※下に追加表示されます

「グリッド」の表示です。画像が大きく表示されます。タイトルは画像の下に表示されます。

映写スライドのレイアウトと似ていますが横スクロールはありません。

グループ事業の紹介などに使うと画像も大きくわかりやすく、横スクロールで隠れることもないのでオススメです!

テキスト ボックス:

「ボタン」の表示です。枠がありタイトルのみの表示になります。

画像、アイコンの表示があります。アイコンは変更可能です。

画像は小さく表示されます。細々した画像は少し見づらいかもしれません。

社内申請などで交通費精算、休日申請など分けておくと枠があるのでわかりやすいですね!

テキスト ボックス: ※アイコンの種類は豊富
(表示よりも多く検索できます)
以下レイアウトに対応しています
「ボタン」「リスト」「タイル」

「リスト」での表示です。枠がなくタイトルのみの表示になります。

ボタンのレイアウトと同じように画像、アイコンの表示があります。

こちらもアイコンの変更可能です。また、画像は小さく表示されます。

アイコンを変更し部署ごとの共有ファイルなどまとめておくと探しやすいですね!

テキスト ボックス:

「タイル」での表示になります。タイトルの表示は有無を選択できます。

こちらも画像、アイコンの表示になります。

アイコンの変更も可能です。またアイコン表示の大きさも選択できます。

アイコンの背景色は設定の「外観の変更」「テーマ」に紐づき反映されます。

Q&Aなどの際にそんなにスペースはいらないがアイコンがある方がわかりやすくクリックしやすいですね!ユーザーさんの理解度が深まるかもしれないですね!

以上、SharePoint OnlineのWebパーツ「クイックリンク」の使い方についてご紹介いたしました。

クイックリンクはレイアウトが多々あるため、用途に分けてとても使いやすいWebパーツです。

クイックリンクを使いこなせば、サイトが見やすくなり閲覧もしやすくなります。

覚えてしまえばとっても活用的!ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

これからも痒い所に手が届くような情報をご紹介していきますので、

SSSサポートブログを是非、チェックしてくださいね!

SSS カスタマーサクセス

Power Automateの共有方法
「エクスポート・インポート」

今年も残すところあと2か月……。早いものです。
秋本番でこれから紅葉の綺麗な季節になりますが、冬に向かって寒さが増していくこの時期。
美味しい食べ物も多いので、いっぱい栄養を摂取して、どうぞあたたかくしてお過ごしくださいね!

そして、はじめまして!
SSSの中に今年7月から新設されたカスタマーサクセス(CS)担当です。
SSSをご利用の皆さまへ寄り添ったサポートをしてまいります。
SSSをご利用の皆さまも、ご利用をご検討されている皆さまも、
是非チェックしてみてくださいね!

今回は、Power Automateの共有方法の一つとして、
パッケージ化を使った「エクスポート・インポート」についてお伝えいたします。

例えば部署の異動や退職時にエクスポートして共有することで、業務の引継ぎをスムーズに行うことができますし、
勿論、テンプレートとしてフローを共有するという目的でも使うことが出来ます!

操作はとっても簡単。まずは共通の画面から。

Microsoft 365を開いて「Power Automate」を選択したら、
左のメニューから、「マイフロー」を選択してください。


《エクスポートの場合》

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション, メール

自動的に生成された説明

縦に3つ点が並んだ (縦になった三点リーダー) メニューを開き「エクスポート」から「パッケージ(.zip)」をクリックします。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション

自動的に生成された説明

開いた画面の「名前」の箇所が入力必須項目になっているため、入力し、
「エクスポート」をクリックして完了です。
「名前」はエクスポート後のファイル名になります。

《インポートの場合》

画面上部にある「←インポート」をクリックします。
あらかじめ用意(詳細は前述の《エクスポートの場合》を参照)しておいたファイルを選択し、アップロードします。

データが読み込まれたら、「インポート」を押して完了です。
「!」があるときは、インポート時に設定が必要なものですので、
「!」をクリックし、メニューを開いて、ケースに応じた対応をし、「保存」を押します。

「パッケージコンテンツ」に「!」がある場合の設定方法で、
既に同じフローがあり、内容を更新する場合は、更新するフローを選択します。

新しいフローとして取り込む場合は、ドロップダウンリストから「新しく作成する」を選択し、ファイルの名前を付けます。

「関連リソース」に「!」がある場合は、
リソースの種類を確認して、項目を開き、接続先を設定します。
接続先にはフローで使用するものに関連している接続先が表示されます。
一例として、フローでTeamsへの投稿に関するフローを作成した場合は、Microsoft Teams 接続が表示されます。
フローの中で使用しているアクションに紐づけさせたいアカウントに接続させます。

読み込まれたフローは初期設定ではオフになっているので、マイフローから「オンにする」からオンに切り替えたら完了です!

※インポート後、反映までに時間がかかる場合があります。
 筆者がテストをした際はF5更新なども織り交ぜながら、反映までに1分ほどかかりました。


以上、Power Automateのパッケージ化を使った「エクスポート・インポート」についてご紹介いたしました。

これからもたくさんのお役立ち情報をご紹介していきますので、
SSSサポートブログを是非、チェックしてくださいね!


SSS カスタマーサクセス

SharePointグループのユーザー一覧について

こんにちは、SSSメンバーです。

SharePointグループのユーザー一覧をエクスポートしたい場合、どうすれば良いかご存知でしょうか。

早速ですが、SharePointグループのユーザー一覧をエクスポートする方法をご紹介させていただきます。


1.グループごとにユーザーのリストを取得するためのREST呼び出しを作成します。
グループIDを取得するには、SharePointグループのメンバーページに移動し、URLの最後にある番号を確認します。

こちらの 3 です。

/_layouts/15/people.aspx?MembershipGroupId=3

そしてこの部分をコピーし、括弧の中に確認した番号を入れます。

/_api/Web/SiteGroups/GetByID(3)/Users

例:

SharePointグループのメンバーページ:

https://xxxxxxxxx.sharepoint.com/sites/wawawawa/_layouts/15/people.aspx?MembershipGroupId=3

REST呼び出し:

https://xxxxxxxxx.sharepoint.com/sites/wawawawa/_api/Web/SiteGroups/GetByID(3)/Users

2.ブラウザの別タブで「REST呼び出し」のURLを貼り付けてEnterします。

3.表示されたすべて内容をコピーし、txtファイルに保存し、拡張子を[.xml]に変更します。

4.Excelで、作成した新しい.xmlファイルを参照して選択し、このファイルを「XMLテーブルとして開く」を選択し、「OK」をクリックします。
二つメッセージが出てきますが、すべて「OK」をクリックすれば、大丈夫です。

5.データは、ユーザーごとに重複がある状態で表示されます。
ログイン名に基づいて重複を削除することで、これをクリーンアップできます。
まず、インポートしたテーブルの任意の場所をクリックし、「テーブルデザイン」から「ツール」タブで「重複の削除」をクリックします。

6.「すべて選択解除」をクリックし、分かりやすく日本語で書いてある「ns4:Title」をチェック入れて、「OK」をクリックします。

7.重複が削除されたというメッセージが出てきますので、「OK」をクリックします。

ご参考いただければ幸いです。

弊社のSSSサービスは、SharePointに関するお問い合わせが回数無制限のサポートサービスです。
もし興味がありましたらお気兼ねなく「お問合せ」からご連絡下さい。

タスクスケジューラで SharePoint 関連のPowerShellスクリプトを実行する

みなさん、こんにちは。SSS担当です。
更新が滞っている間に(すみません)、だいぶ暖かくなってきましたね。

さて今回の話ですが、SharePointオンプレミス環境でSharePoint関連のPowerShellスクリプトを実行する際、「SharePoint管理シェル」を使用しているかと思います。

こちらのPowerShellスクリプトをタスクスケジューラにて定期的に実行するにはどのようにすればいいでしょうか。

まずPowerShellスクリプト(PS1ファイル)の頭に下記のコマンドを記載し、PowerShellスナップインを追加します。

if(-not(Get-PSSnapin | where { $_.Name -eq "Microsoft.SharePoint.PowerShell"})) {
      Add-PSSnapin Microsoft.SharePoint.PowerShell; 
}

そのあとにメインを処理を記載すればOKです。

さてPowerShellスクリプトが出来たら次はタスクスケジューラの設定ですが、操作タブを以下のように設定します。


操作:プログラムの開始

プログラム/スクリプト:%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
※PowerShellを指定します

因数の追加:-Command D:\bat\SharePointPS.ps1
※スクリプトファイルを指定します。


他の設定は任意で行ってください。

以上となります。分かってしまえば簡単ですね。

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SharePoint リストの「列の検証」「検証の設定」で入力ミスを防ぐ

こんにちは、SSS担当の新入社員です。

1月よりサポートチーム所属となりました、まだまだ色々と勉強中ですがどうぞよろしくお願いいたします!

SharePointのリスト、ご活用いただいてますでしょうか。

「人によって入力の仕方が微妙に違って後々処理しにくい」「入力ミスで差し戻しがあると手間が増えて面倒くさい」そんな経験ありませんでしょうか。

そういった悩みを解決してくれるのがリスト設定の「列の検証」「検証の設定」機能です。

二つのざっくりとした違いは以下の通り。

・列の検証 = 列単位での制御(他の列の参照は不可)

・検証の設定 = リスト単位での制御(他の列の参照可)

この機能を使用すれば「指定の文字を入力していないと登録できない」「指定の日付より後は選択できない」といった制限が可能になります。

例と共に、以下に方法をご案内いたします。


■タイトルに「申請」の文字が入っていない場合エラーを返す(列の検証)

1.該当リストを表示 > 右上の[設定] > [リストの設定] > 「列」欄の該当列名を選択

2.[列の検証] > 数式欄に以下を記入

=ISNUMBER(FIND(“申請”,[タイトル]))

[タイトル]に 申請 が含まれているかどうかを判断します。

3.ユーザーメッセージ欄にはエラー時のコメントを設定することができます。

上記の設定をすると……

上図のようにタイトルに「申請」の文字が含まれない場合はエラーで登録ができないようになりました。

■二つの日付列([開始日]と[終了日])を比較して一週間以上離れる場合はエラーを返す(検証の設定)

1.該当リストを表示 > 右上の[設定] > [リストの設定] > [検証の設定]

2.数式欄に以下を記入

=[終了日]<=DATE(YEAR([開始日]),MONTH([開始日]),DAY([開始日])+7)

→[終了日]が[開始日]から七日以内かを判断します。

※「検証の設定」の場合はエラー表示が該当項目直下ではなく最上部に出ます。

上記の「設定の検証」に加えて、[開始日]に「列の検証」を追加することも可能です。

=[開始日]<=DATE(“2021″,”04″,”01”)

→開始日 列の日付が 2021/04/01 より前かどうかを判断

開始日が2021/04/01 かつ 終了日が一週間以内

※以下のように、AND関数を使用すれば「検証の設定」で一括設定も可能ですが、エラーメッセージは同一になります。

=AND([終了日]<=DATE(YEAR([開始日]),MONTH([開始日]),DAY([開始日])+7),[開始日]<=DATE(“2021″,”04″,”01”))

その他、使用できる関数一覧や数式例はこちら ※Microsoft公式ページ

(列の検証では使用できない数式も記載があるのでご注意ください)


ご参考になれば幸いです。

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