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第1回 山本太月さん

december 25

SharePoint ってレゴブロックのようなものだと思っているんです。

──山本さんって小さい頃はどんな子だったんですか?

なんというか、へなまずるい子でしたね。(ここで気づく人はきっと北の国からファン)とにかくみんながキャプテン翼の影響で「アディダス」の帽子をかぶっていたとき、私は「ナイキ」でした。みんなが「ファミコン」を買ったので、私は「セガ」を買いました。みんなが「ガンダム」をプラモってたとき、私は「マクロス」を作っていました。もう枚挙に暇がないんです。

──なんでそんなに人と違うことにこだわったんですか?

「人と同じことをやってたらダメだ」と小学生の時に悟ったんです。別に勝ちたかったとかそういうわけではないのですけど。きっとあまのじゃくなんですね。僕にとってはあまのじゃくって結構褒め言葉なんですよ。だから流行ってるものはやらない。

──あまのじゃくな山本さんの学生時代気になります。

理科が好きな学生でした。高校生の頃はちょうどバイクにハマってました。それもバイクの免許を取る人がいないから、別に好きじゃないけど取ってみようという感じだったんですよ。当時はちょうどバブルの末期でレーサータイプが流行ってたんですけど、ご存知のとおりみんなと一緒なのが嫌だからバンディットというバイクに乗ってました。

──高校卒業後に専門学校に行かれてますが、何かきっかけがあったんですか?

きっかけというか、僕が通ってたのは進学校だったので、みんな進学するって決めてたんですね。だから僕は就職することにしました。じゃあどこに就職しようって考えた時にバイクも車も好きだったから車関係の仕事に就こうと思って、整備士の資格を取るために専門学校に行きました。でも、結局整備士の仕事には就かないで、設計などをしていました。勤めていた会社が田町だったんですけど、反対側に芝浦工業大学があっ てたまたまポスターで見つけた社会人入試枠を使って、夜学に通って機械工学の基礎を学んだりしてました。

──その後どんなきっかけでIT業界に入られたんですか?

たまたまタイミングがあったんだと思います。実は看護師になろうと思ってました。映画だったか、本だったかに影響されてホスピスの看護師を目指していたんです。だから仕事も大学もやめて看護学校に入ろうと思って勉強を始めてました。そんな時に今の嫁さんと出会って、結婚を考えたんですね。でも、当時は看護師の収入だと共働きじゃないと生活が厳しそうだということになって、じゃあ違う仕事を探そうと思って見つけたのがIT業界でした。なんでIT業界にしたかというと、未経験者歓迎って書いてあったからです。当時ちょうど2000年問題が世間で騒がれてた時期だったのもあってIT業界に人がどんどん入っている時代でした。

──急な方向転換、苦労された事も多かったのではないですか?

プログラミングって結局モノづくりだから、前職と通じるところはあったと思います。でも、IT業界に入るまでプログラミングなんて全く知りませんでした。会社に入ってすぐにお客さんのところに行って、周りに知り合いもいないし、お客さんもわからないから一人で勉強しながら覚えました。だから私の最初の先生はExcelのVBAです。マクロで記録するとプログラムが勝手につくってくれるからこうやるとこうなるんだなぁ~って。 プログラムってどうやって動くかなんて文字を見ているだけじゃ見えないじゃないですか。でも、しばらくやっていくうちにどんな風に動いているのか頭の中に描けるようになってくるんです。機械とかプログラミングって結局計算して、計算通りやれば出来るんですよ。そういうところが性にあってるんです。

── SharePoint にはどのように携わるようになったのでしょうか?

これもたまたま仕事で SharePoint 出来る人?って聞かれたのがきっかけ。「う~ん、たぶんできます。」って手を挙げたんです。でもまったくやったことなかったんですけど。その案件をなんとかやり終えて会社のホームページに SharePoint の開発実績有りって書いたら当時そんな会社なかったからホームページを見て問い合わせが来るようになって、知らないうちに SharePoint を専門に見る技術者になってました。

── SharePoint で苦労されてことはありますか?

う~ん。苦労してふつうだからなぁ。だからきれいに納品できて一発目で動いちゃうと心配になります。SharePointの知識って結局、どれだけ失敗してそれを解決してきたかなんです。失敗したら次は回避できる。SharePointってそういう思い通りにならないところがいいんです。きかん坊ですね。手懐けるのは無理なんだけど、ごまかしてアメとかあげてこっちだよ、と誘導する感じ。素直だとつまらない。

── SharePoint の好きなところってどこですか?

作れるところが好きです。 SharePoint って見る立場によって必要な物が違う。だから標準機能でできないところをできるようにして、それでお客さんに喜んでもらえたら嬉しいよね。

僕、SharePointをレゴブロックのようなものだと思っているんです。ブロック一つ一つのパーツを組み合わせ て作り上げたり、がっちりしたお城セットみたいなものを買ってデザインを少し変えたり。使い方は様々なんです。

──山本さんはMicrosoft協賛の Apps for SharePoint のアプリ開発コンテストで最優秀賞を受賞されていますがどんなアプリなんですか。

Apps for SharePoint のアプリで、ドキュメントフォルダのファイルを圧縮して相手に送るものを作りました。 SharePoint 2013 だと外部ユーザー機能があるから圧縮しておいて外部ユーザーを招待して送るということもできます。実はこの賞金で通勤用のカブを買ったのですが、今年の大雪の日もしっかり走る優れものでした。

──山本さんの趣味はバイクですか?

実はバイクは「手段」であって「目的」ではありません。目的は深夜パトロールで非日常性の発見が趣味です。非日常性の発見というと映画も好きです。昔は年間100本ぐらいみて、ブログも書いていました。最近は子どもも大きくなってきたので大型バイクの免許を取り直して深夜パトロールをしたり、映画「LIFE」の影響で始めたスケートボードをしています。

──ずばり!山本さんのおすすめの映画ってなんですか?

「素晴らしき哉、人生!」です。

──今後山本さんが携わっていきたいことってなんですか?

これからも SharePoint をやりながら、Internet of Things (IoT)をやろうかなって思っています。やっぱりモノづくりが好きなんです。だから実際に動くものがいいなって思います。

──編集後記

記念すべき第一回目は山本太月さん。「インタビューをしたい!」とお願いしたところ、二つ返事で引き受けてくださり、本当に感謝しても感謝しきれません。実はお目にかかったのはこのインタビューが初めてでした。勝手にもっと怖いかたを想像しておりましたので、物腰柔らかな姿と、おいしそうにソフトクリームを召しあがっている山本さんを見てホッと一息したことをよく覚えています。同席した弊社費と一緒に SharePoint についてお話する姿は少年みたいで、茶目っ気たっぷりの方でした。映画のお話や手塚治作品のお話など、話題が尽きることのない楽しいインタビューになりました。

山本太月

1973年生まれ、現場で知らない人はいないと言われる SE。
一日24時間を仕事と深夜パトロールでめいっぱい活用する二児のパパ。
株式会社アルティアに入社、機工技術部で製品企画などを担当

その後、 SE 業界に転職。Microsoft製品の開発に強い株式会社アンクで、
SP改シリーズを立ち上げ、
SharePoint 業界では知らない人はいないと言われるプロダクトに成長させる。
Microsoft 協賛の Apps for SharePoint のアプリ開発コンテストで最優秀賞受賞
twitter:@SharePoint_X

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ソノリテの雰囲気ITマーケッター。食べることが世界で一番の幸せ。合言葉は「美味しいものは世界を救う!」
SharePoint への情熱(?)をうちに秘め、身の程も知らずに業界の著名な方々を直撃インタビュー。
将来の夢は地球を呑むこと。

雰囲気ITマーケッターそらいけ!るび・るび・るびー
http://ruby-sonorite.hatenablog.com/about
美人マーケター図鑑
http://nipponmkt.net/2014/11/04/bijin-21fv/

株式会社ソノリテのSharePoint Support Services (SSS)。 SharePoint に関するあらゆるお悩みごとを専門の技術者がお助けいたします。

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